デジタルデバイスの普及により高度なテクノロジーが大衆の手中に収まった現代。多様なコミュニケーション様式が新たに生まれ、人々はそれらに身近にアクセスできるようになった。その一つに、自身の化身であるアバターをまといコミュニケーションを行う文化がある。
インターネット上で新しく自身が設定した身体によって生きなおすことができるこの技術に私は希望を抱いたが、しかし、その最先端のテクノロジーをもって繰り広げられているのは結局のところ、現実世界と同じ旧来的な価値観を元にした美的判断であって、その硬直した構造が維持されていることはこの技術のもつ可能性を矮小化しているように感じた。
そこで私は旧来的な身体観の侵犯を試みるべくweirdで歪さを携えた新しい身体をつくることにした。
2020
- 可塑的な風景
- The Plasticity of Scenery
- 西村雄介
- Yusuke Nishimura
2020.11.12-12.20
- ...and the body left behind
- 浦野貴識
- Kisato Urano
2020.10.15-11.8
- QUIET PARTY
- 鈴木優作
- Yusaku Suzuki
2020.9.17-10.11
- STRAY GEEP
- 植松ゆりか
- Yurika Uematsu
2020.3.19-4.19
- 北へ
- 髙田実季
- Miki Takada
2020.1.30-2.23